わきがの原因と対策

近年、「スメハラ」という言葉が広がってきたこともあり、さらに気にされるようになってきた「におい」。スメルマネジメント、という言葉もあるくらい、人に与える印象を左右する影響力もあるようです。

それと同時に、「わきが」も注目されるようになってきました。わきがは、本人の気付かないところで、他人に悪印象を与えてしまっていることも少なくありません。中には自分がわきがだと知って、ショックで不登校や休職をする人もいるくらい、デリケートな問題です。

今回は、そんな「わきが」の原因と、対策をご紹介いたします。もし自分がそうでなくても、周りにそういう人がいれば、ぜひこちらを参考にしてアドバイスをしてあげてください。

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わきがとは何か?

わきがの原因と対策

ではまず、わきがの基礎知識を身につけましょう。

わきがは医学的な正式名称では「腋臭症」と呼ばれています。皮膚のアポクリン腺という、においやすい汗を発生させる部分から、人よりも強いにおいを放つ汗をかく人を指します。しかし、アポクリン腺自体はにおいの強くない人にも存在します。

それならば、なぜにおいの強い人が生まれるのか、それはアポクリン腺の量の差にあります。においの強い人は、においの強くない人よりもアポクリン腺の量が多いのです。これをわきが体質と一般的に言います。

わきが体質とわきがはイコールではない!

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難しい話になってしまいますが、アポクリン腺が多い=くさい、ということもでありません。どういうことかというと、わきが体質≠わきがではないからです。

わきが体質の人は、アポクリン腺が多いことは確かですが、このアポクリン腺から汗が出ていなければわきがにはならないのです。ただ、多くの場合わきがの原因はアポクリン腺から発生する汗が原因なので、わきが=アポクリン腺が原因と言われているのですね。

わきがってどのくらいくさいの?

わきがの原因と対策

わきがのにおいはかなり強いものです。人によって表現は様々ですが

  • 玉ねぎのようなツンとしたにおい
  • 香辛料のようなスパイシーなにおい
  • 甘いような酸っぱいようなにおい

だと言われています。同時に、すれ違うと分かるくらいだとも言われています。ただし、わきがと一口に言っても軽度〜重度と開きはありますので、わきがの人全員が強いにおいだというわけではありません。

わきがは本人はほとんど気付いていない?

わきがの原因と対策

実は、わきがの人が周囲の人に指摘されるまで、自分のにおいに気付かないこともよくあるそうです。これは、自分が自分のにおいに慣れてしまっているから。これを医学的には嗅覚疲労といい、同じにおいを嗅ぎ続けるとにおいを判別する方法が弱くなります。

例えばスポーツ後や多く汗をかいたあと、自分のことを自分でくさいな、と感じることができるのは、普段自分にないにおいだからです。でも、それが24時間続いていたらどうでしょうか?もしかしたら、それが当たり前となってしまい、人に言われるまで気付かなくなってしまうかもしれませんね。

どうすれば対策ができるか

わきがの原因と対策

ここまでで、およそわきがの概要はお分かりになったかと思います。では、具体的な対策方法を見ていきましょう。

食生活を見直す

わきがの状態が軽度であれば、食生活を見直すことで改善できる可能性があります。肉類に代表される、高脂質、高たんぱく質な食事は皮脂腺を刺激します。そのため、汗の量が多くなり、特にアポクリン腺から出てくる汗の成分も悪い方へ変化するようです。

一方、野菜や穀物、魚などは脂質も少なく皮脂腺を刺激しにくいです。特に、魚に含まれるオレイン酸は不和脂肪酸の代表であり、体の酸化を防ぎます。体臭は皮脂の酸化とも密接な関わりがありますので、わきがの改善にもつながります。普段、肉ばかり食べていると感じたら、野菜を多めにとるように心がけましょう。

デオドラントを用いる

最近の制汗剤は非常に性能が良く、特にわきがと相性が良いのはミョウバンを使用しているものです。ミョウバンには殺菌作用、肌の引き締め効果があり、においの元となる物質を抑える効果もあります。

この働きに注目をして、薬局やコンビニで気軽にミョウバン入りのデオドラントを購入できるようになってきました。中でも、ロールオンタイプは直接わきに塗れることから人気が高いようです。

腋毛を剃る

古典的ですが、意外に効果的な方法です。腋毛は本来、汗を蒸発させる役割を持っていますが、汗が付着しやすいのも事実。汗がついたまま、脇が密着した状態でいると乾きにくく、ニオイの元となる菌が増殖しやすくなってしまいます。

そこで、腋毛を剃ることにより通気性を良くし、脇汗を拭き取りやすくします。毛穴に汚れも溜まりにくくなり、菌の増殖も抑えられますのでにおいが改善する可能性が高くなるのです。

ただし、脇の下はデリケートであり、剃毛しにくい場所ですから、気をつけないと肌を傷つけることもあります。剃る際には十分気を使いましょう。

脱毛クリームや脱毛サロンなども良いかもしれません。

ボトックス注射

最終手段、と言うには大げさですが、デオドラントを使用しても改善しない場合や、においが特に強くて方法がない、という方には切らない手術「ボトックス注射」があります。

こちらはボツリヌストキシンという成分を直接脇の下に注射するという方法で、症状の重さによっては保険治療ができる場合もあります。ボツリヌストキシンは神経や筋肉の動きを抑制する効果がありますので、脇の下にさせば、アポクリン腺の活動を抑えることができます。

強いにおいを放つ汗はアポクリン腺から排出されますから、その動きを抑えるということは非常に効果が高いということです。日帰りで終わり、切らないため不安も少なく、保険適用ができればそこまで高額ではないため、非常に効果的な対策だと言えます。

ただ、そこまで高額ではない、と言ってもおよそ3万円程度は必要な上、効果が持続するのは約半年〜9ヶ月で効果がなくなってしまうため、継続的な治療が必要となります。

気軽さという意味では、中々手が出しづらい方法かもしれません。

わきがの原因と対策まとめ

においのことはとてもデリケートであり、時には人を傷つけてしまうこともあるかもしれません。

ですが、もしも改善が必要な場合、あるいは本人が困っていたら、周りが理解をしているだけでも精神的な負担は大きく違います。ただにおいを嫌がるのではなく、どうすればその人のためになるか、ということを考えたいですね。

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